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Interop 2010 簡易報告 (3日目)

"光ファイバは 破壊力" 燃えるらしい 1W1000波長で 光ファイバが。ファイバフューズと呼ぶらしい。やはりインフラ周りのクラスルームに外れは無かった。研究レベルでは現段階で69Tbpsまでは行けるとの事。また、異常に光の通信料が増えたため光からEther等に変換するのも大変らしく、光スイッチングや、光パケットといった技術を運用しているとか。機器を作っている横河電気凄いです。というかコアネットワーク周りだと既にそのようなこともやっていたのですね…

そして、実は去年のInterop2009で既に光バーストスイッチを使用していたとか"Matisse Network"のリングバースト技術を使っていたとか。ちなみにMatisseネットワークはリーマンショックで潰れたらしい。凄い技術と経営は一致しないのか・・・ そして、昨年私は何を見ていたのでしょうか orz

Kasperskyの代表のユージン・カスペルスキー基調講演。上記クラスルームが面白く、途中からの参加となってしまった。ボットネットや盗データが何故流行るか、1. お金になるから 2.簡単 (ちょっと調べたりお金を出せばできる) 3.ゲーム感覚で出来る (犠牲者への接触が無い) からであるとの事。3を聞いて確かに助長している感じはあった。 3をねじ曲げた解釈として詐欺のプロがさらに覆面を被れる事が犯罪を起こせるといいう事も、問題だと思う。実生活の詐欺は面は少なくともばらさなければならないが、ネット上だと面も晒す必要が無い。

対策としてはサイバーポリス、免許制、セキュアなOSという事。ここでKaspersky使いなさいと言わない辺り、非常に好感を持てました。また、面白いネットワークの解釈で、携帯電話は登録を行わないと端末から通信は出来ないがPCについてはルータ噛ませれば幾らでも、自由に端末を増やして悪意のある端末を足したりすることができるので、元から端末登録制の携帯電話のネットワークは比較的セキュアに作りやすいとのこと。面白かったです。

製品については・・・ほぼ消化試合。やはりセキュリティ製品が目立たない。クラウドに喰われてしまった。もしくは当たり前となってしまったか。あと最終日後輩と合流し、スタック構成可能なスイッチに興奮していたのが印象的でした。皆こうだと良いのに。

あと今年は調子に乗ってShownetツアーに参加しないと考えていたが、自分の取ったメモが正しいか不安になり、結局参加を試みました。だが、くじ引きで外れ。泣ける。

と、まぁ、今回は製品についてはあまり実感のわかない物が多かったが、その分自分のスキル周りの情報を沢山収集することができ、予定外の充実っぷりでした。来年は・・・どうしよ。長期間不在は色々と不味い気がする。

Posted by uso8000k | Categories: Diary, Tech | [ツィート(笑)] | [2010/06/11/T19_00_00/]